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活用事例:アクサダイレクト(ワークショップ)

AXA Direct MIRAI DRIVE PROJECT KIDS WORKSHOP No.2

「見えないものをテクノロジーで見える化」リスク解決ワークショップf:id:meshprj:20170817195642j:plain 今回のワークショップの主催者である「アクサダイレクト」に、ワークショップ実施の背景や、実際にどのようなワークショップを開催されたのかを伺いました。

  • 主催:アクサダイレクト
  • 共済:ライゾマティクス/CANVAS
  • 参加者:小学3年生〜6年生11名(5チーム体制)
  • 開催場所:二子玉川ライズ8F カタリストBA
  • 実施時間:5時間
  • 参加費用:無料

「今回のようなワークショップを設計/実施した背景について教えてください」

依然として交通事故が社会問題となっている中、アクサダイレクトでは『MIRAI DRIVE PROJECT』というプロジェクトを立ち上げました。安全運転の見える化を推進することで、一人ひとりが優しい運転を心がけ、その流れが社会全体に広がることを目的としています。

 

このプロジェクトの活動の一つが、『KIDS WORKSHOP』です。「テクノロジーを活用すること」「見えないものを見えるようにすること」をポイントに、小学生を対象とするワークショップをこれまでに2回開催しています。

 

今回紹介する第2回は「身近な学校の生活をより安全で楽しく!」をテーマに、MESHを活用して学校生活における危険や困ったことを解決する作品づくりをしました。

 

MESHのタブレットアプリと電子タグの仕組みは子どもたちにもすぐに理解されました。見た目にカラフルで、簡単に電子的な仕掛けをつくることができるMESHは、子どもたちが自ら課題を見つけ、解決策を形にするのに適したツールだと考えます。

 

「このワークショップ構成はどんな人にオススメですか?」

  • 小学生を対象に、自分なりの課題を発見し、解決していく視点を育む場をつくりたい
  • 身近な題材を取り上げ、半日~一日で作品を完成させたい

 

「このワークショップのねらいは?」

  • 普段意識していない日常生活に潜む、見えないリスクを見える化すること
  • 自ら課題を発見し解決するための、アイデアを考える姿勢を育むこと
  • テクノロジーを活用してアイデアを形にすること

 

「用意した機材とワークショップの様子」

使用機材/素材

MESH

MESH以外

  • 紙、紙コップ、わりばし、マジック等工作用品
  • ほうき、ちりとり、バケツ、上履き、帽子、給食袋など、学校生活用品
  • ふせん、黒板、筆記用具(アイディア出し議論用)

タイムスケジュール

1. MESHに触れる

(60分)

  •  アプリがインストールされたタブレットと電子タグに触れることで、MESHの仕組みの理解促進

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2. 課題発掘(60分)

 
  • 5グループに分かれ、各グループにリスクを発掘する学校生活のシーン(授業中・休み時間・給食・掃除・登下校)を割り当て
  • 各自でふせんにリスク書き出し
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  • グループ内の議論を通して、採用するリスクを決定
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3. 解決策制作80分)

  •  選んだ1つのリスクに対し、MESHを用いた解決策の検討f:id:miyanishiMESH:20170626100804j:plain
  • MESHと工作や学校生活用品を用いた制作f:id:miyanishiMESH:20170626100808j:plain

4. 作品発表(60分)

  • 各グループ取り上げたリスクと解決策を発表
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    授業中先生の声が聞こえなかったり板書が見えなかったりする、というリスクを解決。ボタンを押すと、ランプがついて旗が回り、先生にお知らせしてくれる。
  • 作品を用いた実演
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    休み時間中教室や廊下を走るとぶつかって危ない!というリスクを解決。動きタグがつけられた上履きを履いてゆっくり歩くとかわいい犬の鳴き声、走ると赤いランプが点灯してアラームが鳴る仕掛け。

 



「どんな作品が生まれましたか?」

作品例

使ったタグとレシピ例

 

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毎週金曜日給食袋を持ち帰るのを忘れるリスクを解決。

人感タグを用いて、人が通過したのに給食袋を持って行かないとアラームが鳴り続ける仕組み。放課後のみ起動するという細かい配慮も

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登下校中不審者に遭遇した時のリスクを解決。

ボタンタグを使って警察に通報し、不審者に対して「友好的になろう」というメッセージを伝える仕組み。

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「どんなことを工夫しましたか?」

  • 子どもたちのリーダーとして舵をとるグループファシリテーター:グループファシリテーターは事前にレクチャーを受け、MESHの使い方やワークショップのコンセプトについて理解のうえ、臨んでもらうようにした。
  • 学校生活でおなじみの備品をたくさん用意:現物を手にとっているうちにアイデアが生まれたり広がったりする。また、「コンセプト」や「アイデア」をいかに形にするか、に重きをおいたワークショップであったため、造形・工作に多くの時間を割かなくても作品にしやすくなる。

  • 発散型の課題発掘ワーク:とにかく浮かんだことやアイデアについて一旦発散させる時間とした。「変かな?笑われるかも?」と思われるようなことでも構わないと伝え、子どもたちに安心感を与えてからワークに入るようにした。

 

「当日の様子(サムネイル)」

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掃除中ほうきで遊ぶと危ない!というリスクを解決。ほうきを振り回すと赤いランプが点灯して警告のメッセージが流れる。ほうきとちりとりできちんと掃除をすると、応援や感謝のメッセージが流れる仕組み

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「主催した感想を教えてください」

「『リスク解決』というテーマで実施したワークショップですが、『危険だからやめよう!』ではなく、『危険がなくなると、もっと楽しくなる・もっとワクワクする』ということが 実感できるようなしかけを組み込んだ作品が多く生まれました。

 

学校生活という子どもたちにとって最も身近な日常の中だからこそ、こうなったらもっと良くなる、ああすれば楽しくなる、といった様々なアイデアが溢れていました。」

 

 

主催者によるワークショップ後の発信内容リンク

AXA DIRECT MIRAI DRIVE PROJECT KIDS WORKSHOP No. 2

AXA DIRECT MIRAI DRIVE PROJECT KIDS WORKSHOP No. 3

MIRAI DRIVE PROJECT キッズワークショップCANVASサイト内)

 

関連リンク:

ワークショップの運営マニュアル – MESHサポート | 遊び心を形にできる、アプリとつなげるブロック形状の電子タグ