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活用事例:福岡アジア美術館 デジタルものづくり体験(ワークショップ)

「こんなものがあったらいいな」をデザインする!

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100均hack!を元にした今回のワークショップ。実施された山口大学 国際総合科学部 冨本浩一郎先生、秋谷直矩先生に、ワークショップ実施の背景や、実際にどのようなワークショップを開催されたのかを伺いました。

  • 主催:福岡アジア美術館
  • 協力:山口大学国際総合科学部
               ソニー株式会社MESHプロジェクト
  • 参加者:11名(中学1年生からシニアの方まで)
  • 開催場所:福岡アジア美術館 交流スタジオ
  • 実施期間:2017年3月20日(月)10:00~17:00
  • 参加費用:材料費(300-500円程度)

 

今回のようなワークショップを設計/実施した背景について教えてください

学内でのワークショップ(100均hack!)開催レポートをfacebookに掲載したところ、アジア美術館の方からオファーいただいたという経緯です。特に、アジア美術館での企画展に、ものづくりやICT・プログラミングに関するワークショップコンテンツを併設イベントとして実施したい、ということでお声がけいただきました。

 


このワークショップ構成はどんな人にオススメですか?

  • 専門的な知識や技術のない大人や子どもを対象としてワークショップを開催したい人
  • 自由なアイデアを形にする体験的なものづくりワークショップを開催したい人

 

このワークショップのねらいは?

  • 専門的な知識や技術のない人でも、作りながら考えること
  • ものからの発想」「あったらいいな』からの発想」、さらにセンサーを用いて「機能からの発想」を体験すること
  • 作りながら考えるためのスキル、センサやタグ(MESH)を使ってどう実現するかといったプログラミング的思考を身に付けること

 

用意した機材とワークショップの様子

使用機材/素材
MESH
MESH以外
  • 100円均一ショップで各自が購入した身の回りにあるもの

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タイムスケジュール
1. イントロダクション(90分)
  • 自己紹介・ワークショップ概要
  • MESHの使い方レクチャー

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MESHを触りながら機能を理解する

2. 材料買い出し〜昼休憩(90分)

各自100円均一ショップで材料を買う

3. アイデア出し(90分)
  • スケッチを描いたり、ものを触りながらアイデアを考える

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4. 中間発表〜作品制作(120分)
  • 中間発表

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  • 作品制作

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  • アイデアをまとめる
5. 発表と振り返り(30分)
  • 発表

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  • 振り返り
  • 片付け

 

どんな作品が生まれましたか?

作品例 使ったタグとレシピ例

ビールキーパーβ

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「外でビールを飲むことも多い、お花見シーズン。ウキウキで缶ビールをあけたら溢れて大変!いつのまにかぬるくなって美味しくなかった・・・。など、楽しい気分が台無しに。

外でビールを美味しく飲むための保冷バッグ。 ビールや炭酸飲料などを入れて運ぶ時に、動きタグによって振れ幅や回数から、振りすぎを感知して音声と光で注意してくれる。温度湿度タグで飲み物の温度を光の色でチェックしたり、ボタンタグを押しても好きなときに確認できる。」

(実施後レポートより引用)

 

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(レシピ画像は参加者が作成したものを見やすいように整理したもの)

Cat’s friends!

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「猫が流しのゴミを散らかすことが困る!

動きタグによって、猫がシンクに近づいたことを感知する。同時に猫の気を引くおもちゃが糸で巻きあげられ、 猫にゴミを触らせないらせないようにするしかけ。 」

(実施後レポートより引用)

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(レシピ画像は参加者が作成したものを見やすいように整理したもの)

 

どんなことを工夫しましたか?

「以前に学生を対象に行った時と同じ方法で実施したので、基本的な工夫のポイントは共通しています。ただ、このワークショップでは、機能から発想するとどうしても特定のMESHタグに固執してしまう傾向が見受けられたため、アイデアの実現の段階で行き詰まった参加者には、あえて別のMESHタグを使ってみることをアドバイスするなどして、本来そのアイデアで達成したいことに目を向けさせるように注意しました。

 また、この回については、幅広い年齢層の一般の方を対象としたため、大学生を対象としたワークショップよりも丁寧な言葉遣いや、時間の使い方に注意しました。ただ、ワークショップのプロセスとしては、まだまだ改善点があることがわかりました。これについては次に繋がるよい点だと感じています。」

 

当日の様子(サムネイル)

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参加した方々の感想などを教えてください

「自分が便利だと思ったことを自分で作れたことがよかったです」

「MESHを初めてさわることができ、よかった。こんなにおもしろいものでものづくりできると知っていれば、もっとアイデアを練ってきたのに・・・と、少し悔しい思いもあります。勉強になりました!ありがとうございました」

「発想できたら楽しいのに・・・!とモヤモヤ苦戦しつつ人が何か思いついたり、アイデアを発展させていっているのを見ているのは、気持ちが明るくなりました

 

参加者アンケート結果 

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取材協力:

山口大学

関連リンク:

福岡アジア美術館

blog.meshprj.com


ワークショップの運営マニュアル – MESHサポート | 遊び心を形にできる、アプリとつなげるブロック形状の電子タグ