本レシピは「GPIOブロックの使い方講座」の第5回目となります。
本連載は電子工作初心者の方でも簡単に理解できる内容となっています。
第1回 身近なものをスイッチに!
第2回 LEDを光らせよう!
第3回 モーターを回そう!
第4回 旗を振らせてみよう!
第5回 歩く恐竜をコントロール!
第5回は「歩く恐竜をコントロール!」です。
今回はFETボードというアイテムが登場します。
FETボードを使うと、GPIOブロックを外部電源(乾電池など)と繋ぐことができ、GPIOブロックの「Vo電源機能」では動かすことが出来ない大きなモーターを動かすことも可能です。
今回はMESHをお取り扱い頂いているスイッチサイエンスさんが発売している「MESH GPIOブロック用FETボード」を利用して、歩く恐竜を動かしてみましょう。
使用するブロック:
今回使うMESHブロック
GPIOブロック ×1
動きタブロック ×1
今回使う拡張ブロック
その他用意するもの
・ジャンパワイヤ2本
・MESH GPIOブロック用FETボード
・歩くティラノサウルス工作キット
作り方:
- 歩くティラノサウルス工作キットを説明書の通りに組み立てます。
(モーターから伸びている配線は、電池ボックスには繋がないでください) - MESH GPIOブロック用FETボードとモーター、電池ボックスをを繋ぎます。
FETボードは「+」「-」「GND」「VDD」の4つの接点があり、それぞれ
ドライバーで接点を開閉出来るようになっています。
モーター側側の銅線を+とーに、電池ボックス側の銅線をGNDとVDDにつなぎます。
電池ボックスとFETボードを繋ぐ際は別途用意したジャンパワイヤを利用してください。 - 歩くティラノサウルス工作キットにGPIOブロックを両面テープで貼り付けます。
今回は背中の部分に貼り付けてみました。 - モーター、FETボード、GPIOブロックを接続します。GPIOブロックの表面(ロゴ記載側)にFETボードの緑色がの出っ張りが来るようにします。
つなぐとこのようになります。 - MESHアプリを起動し、下図のレシピで示すように動きブロック・GPIOブロック・タイマーブロックを置いてつなぎます。
- 一つ目のGPIOブロックを「PMW出力」に設定し、Duty比を「100」に設定します。
- 二つ目のGPIOブロックも「PMW出力」に設定し、Duty比を「0」に設定します。
- 動きブロックを振ると恐竜が歩き出し、5秒後に止まるようになれば成功です!