MESHデザインパターンカード

MESHを使ったワークショップや授業で使えるアイテムをご紹介いたします!
ワークショップを開催する皆さまが、開催前に不安に思われることとして、「MESHをどのように説明したらいいか?」「参加される方のアイデアを引き出すことができるか?」などがあるかと思います。
そんな不安をお持ちの皆さまにお勧めしたいアイテムが、この「MESHデザインパターンカード」です。このMESHデザインパターンカードは、情報科学芸術大学院大学 IAMAS の小林茂教授に監修していただきました。MESHのワークショップや授業を開催したい方なら誰でも使えるツールです。

MESHデザインパターンカードとは

MESHデザインパターンカードは、表面にMESHを使ってできること、裏面にその実現方法の説明が書かれたカードです。課題やつくりたいものとMESHでできることを掛け合わせて、MESHブロックを繋いでいくのと同じ感覚でアイデアを発展させていくことができます。
表面 : できることをヴィジュアルで表現
表面 : できることをヴィジュアルで表現
裏面 : 実現するためのMESHアプリのキャプチャー
裏面 : 実現するためのMESHアプリのキャプチャー
例えばこのカードでは、人感ブロックでできることとその実現方法を表しています。表面には「人が通ったら」を表すヴィジュアルと、裏面には「人が通ったら」を実現するための操作方法が記載されています。言葉で表現すると難しい内容も、このデザインパターンカードを使えば、小さいお子さんから大人まで、MESHでできることがイメージしやすくなります。

MESHデザインパターンカードの使い方

印刷したMESHデザインパターンカードを、入力→出力の順や、入力→処理→出力の順に並べていきます。テーブルを囲んでみんなで話し合いながら、作りながら使用する場合は、カードサイズで。複数人にMESHの使い方をレクチャーする際はA4~A3サイズで大きめに印刷すると便利です。一見複雑に見える流れも、このカードを使えばスッキリ!
例えば、「人が何かの前を通過したら、スピーカーを再生したい」する場合
上の写真のように、カード同士をつなぎ合わせてアイデアを可視化できます。
カードの右側には、入力→出力の「→」を表現した「タブ」をご用意しました。
タブもデザインパターンカードと合わせてダウンロード可能です。
もちろん裏面には、MESHアプリ上の各ブロックのヴィジュアルが描かれていますので、MESHアプリでどのように接続するかも理解できます。
ロジックブロックを使った場合もご覧の通り
MESHの仕組みや使い方を理解するだけでなく、アイデアをブレストする際にも非常に有効です。デザインパターンカードを並べて、複数人でどんなモノを作ろうか議論する際にもぜひご利用ください。
もし、標準のカードにはない使い方や実現方法を思いついたら、白紙のカードもご用意しましたので、そちらに記入して共有しましょう。

ダウンロード方法

MESHデザインパターンカードは、こちらからダウンロードできます。
  • MESH Design Pattern Cards(English Version)
  • デザインパターンカードの印刷手順こちら
MESHデザインパターンカードを使って、皆様のアイデアがたくさん形になれば嬉しいです。ぜひご利用ください!

協力

情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授 小林茂、技術支援専門職 高見知里

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