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MESHがグッドデザイン賞 フォーカス・イシュー3項目で取り上げられました。

MESHが2015年度のグッドデザイン賞で12項目の「フォーカス・イシュー」のうち、3項目で取り上げられました。


フォーカス・イシューとは、

フォーカス・イシュー | 2015年度グッドデザイン賞受賞概要 | 過去受賞や年鑑など | Good Design Award

 

日本の社会、産業や暮らしのあり方が変化を続ける中で、デザインは次の時代を切り拓き、築いていくための、ひとつの推進力であるべきです。そのために、デザインが今日の社会でどのようなことを担っているのか、これからの社会に対してどのようにはたらきかけていくことができるのか、2015年度のグッドデザイン賞ではこのような点を重視しながら審査を進めてきました。

「フォーカス・イシュー」とは、社会や私たち一人ひとりが取り組み、解決していかなければならない課題であり、来たる社会でデザインが特に求められるであろうと考えられる領域です。それらに対して、いまデザインが具体的に関与している内容を読み解き、この先にデザインがさらに貢献していく可能性が見出せるのかを掘り下げるとともに、その成果をメッセージとして発信して、デザインを通じたひとつの運動へと発展させていくことが「フォーカス・イシュー」の目的です。

とのことです。

MESHに関する、ディレクターの方々のコメントを引用させていただきます。

7.情報・コミュニケーション

DIYプラットフォーム「MESH」は大企業からの提案でありながら、クラウドファンディグにより社外から一定以上の出資を募って製品化したという経緯を持っている。このように、製品開発の経路が変化しており、デザイナーや小規模なデザインファームが直接製品を開発することも視野に入ってきた。従来にもましてユニークで楽しいデザインが登場することを期待している。

9. ソーシャルキャピタル・オープンアーキテクチャー

「MESH」も、製品自体は基本機能に特化し、ユーザーによる電子工作によって多様な展開を可能にしている点で、オープンな取組みのひとつといえる。そこには、複雑化する環境の中で、自社の強みや技術に特化し、それ以外の部分はオープンにしてむしろユーザーやパートナーに委ねるという、新しい割り切りが見えてくる。これは、部品メーカーに事業領域を狭めているのではなく、むしろオープンな形で自社の強みを社会で活用させていくための攻めの戦略だといえるだろう。

10. 教育・伝承

特別な知識がなくても誰もが簡単にデジタルものづくりを学べるスマートDIYプラットホーム「MESH」などは、これまでの学校教育の中で重きを置かれてきた記憶・暗記ではなく、「思考」や「創造」を重視した学びへの提案と言えよう。

また、フォーカス・イシュー・ディレクターの石戸さまから、以下のようなコメントをいただいております。

meeting.g-mark.org

青、緑、橙・・・。見ているだけで、思わず触りたくなる可愛らしいパーツ。その小さくシンプルな形からは想像できないほど、そこから生まれる可能性は幅広く、奥深い。テクノロジーに心理的距離がある人にも親近感を抱かせる美しいデザイン。特別な知識がなくても誰もが簡単にデジタルものづくりができる秀逸な設計。これを手にした人はこう思うはず「発明をすることは楽しい!」。ものづくりのきっかけを提供すること、それがMESHの最大の特徴だ。傘につけてみたら?冷蔵庫につけてみたら?MESHを身の回りの物と組み合わせると、光り、音を奏で、そして動く。ものに命を吹き込み、創意工夫により日常生活をワクワクするものへと再デザインすることができる。世界中の創造力を爆発させ、MESHを通じ、多様で創造的な新しい社会がデザインされることを期待したい。

MESHを使った創意工夫を手助けできるように準備しております!


なお、MESHはグッドデザイン賞、BEST100に続き、特別賞(未来づくりデザイン賞)を受賞致しました。

meshprj.com