2階でゲームしてるときに、お母さんが来るのがわかればいいな。お喋りするブラシがあれば、掃除するのも楽しいだろうな…
そんな"あったらいいな”が、子どもでも簡単に実現できるって知ってました?
今回は、12月5日にお台場のソニー・エクスプローラサイエンスで開催されたMESHワークショップの様子をご紹介します。
ワークショップのテーマは「身の回りのものが大変身?! 親子で"あったらいいな"をつくってみよう!」ということで、幼稚園から小学生までのお子さんと保護者の方にお集まりいただきました。
MESHブロック6種類とMESHアプリを起動させるiPad、そして発明に使えそうな日用品を一堂にそろえて準備は万端です。
まずはMESH博士と師匠から、簡単にMESHの仕組みを教わります。実際にMESHを使ったクリスマスツリーを見て、MESHの使い方を理解していく子どもたち。
試しに、みんなで喋るコップをつくってみました。飲もうとすると、コップが「飲まないで~」と喋ります。
子どもたちはさっそくMESHを使いこなしていて、ワークショップが始まってから20分しかたってないとは思えないほどです。
次はお待ちかねの、"あったらいいな"をつくる時間。会場に用意された日用品の中からパワーアップさせたいものを選んでいきます。
駆け込む勢いで選んだものを手にすると(会場内は走らないでね!)急いでMESHのある自分たちの席へと戻っていき…
あっという間に生まれてくる発明、発明、発明。あちこちのテーブルから「できたー!」という元気な声が聞こえてきます。
例えば、そろばんを習っているという男の子が発明した電卓はたたくと「そろばんも忘れないでね!」と声がします。
こちらは幼稚園生のお子さんの発明。コートをかけると「おかえりなさい」と言ってくれるハンガーです。ひとり暮らしの部屋に是非欲しいですね。
今回のワークショップからMESHアプリの日本語版が使えるようになり、ソフトウェアブロックなど以前より活用しやすくなりました。
カウンターブロックを応用したメガホンは「チャ、チャ、チャチャチャ」と5回たたくことでプロ野球チームの応援歌が流れます。親子で応援している球団だそうで、とても楽しそうな制作風景でした。
ひとりで何個も発明品をつくった子もいれば、ひとつの作品を着々とパワーアップさせていった子もいました。
MESH博士もびっくりするほど複雑なレシピは、掃除ブラシの発明です。
まずブラシのそばに人が近づくと 「器具をとってね!」と声がします。
言われたとおりにブラシを取ると明るさブロックが反応し「掃除の時間だよ!」次にブラシでこするとレーザーガンの音がします。同時にLEDbブロックが光り、離れたところにいてもお母さんは掃除しているのがわかります。
カウンターで指定した回数ブラシをこすると「ミッションコンプリート」と喋り、ボタンブロックの長押しでお母さんに掃除が終わったことをお知らせします。
最後は暗い所にしまえば「グッバイ!」と声がして、お掃除完了。
今までMESHを全く触ったことのない子が、たったの1時間でここまで完成させられるのには驚きです。
最後はアイディアシートに発明を記録して、ワークショップは終了です。
みんなの”あったらいいな”が自分のまわりの世界をかえていく、そんなイノベーションをMESHはお手伝いします!
ちなみに人感ブロックとLEDブロックでお母さんが2階に来たのがわかる仕組みを発明した男の子は、お母さんに「人感ブロックだけは絶対に買わない」と言われてしまいました。サンタさんが届けにきてくれるといいですね!!
【開催概要】
身の回りのものが大変身?! 親子で"あったらいいな"をつくってみよう!
「MESHワークショップ」
日時 2015年12月5日 (土)
会場 ソニー・エクスプローラサイエンス 内 「スタジオSES」
MESHに興味を持った、実際に触れてみたい!という方は…
12月第2~4週火曜日 MESH Touch & Try (東京・品川)
ソニー本社1Fのソニークリエイティブラウンジにて、MESHを体験していただけます。事前予約等の必要はございません。
毎週 火曜日 18:00-20:00 (最終入場19:30)
※12/29(火)はお休みです。
http://blog.meshprj.com/entry/touch%26try1512